ブラームス交響曲全集 / シャイー | ハイレゾ


リッカルド・シャイー指揮のCDを聴いたのは、クラッシックを聴き始めた20年程前のベルリン放送響とのブルックナーの7番が最初だった。初めて聴いたブルックナーの作品もこのCDだったと記憶している。その後はブルックナーはヴァントあたりを聴いたり、シャイーのマーラーもSACDになったコンセルトヘボウとの3, 9番を聴いたくらいで、シャイーには明るめで綺麗な音で跳びはねる(笑) というイメージだけで大きな興味はなかった。

Chailly - Brahms 
ブラームス 交響曲集 Riccard Chailly – Brahms: The Symphonies

それが2005年からライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を統率するようになってから、ベートーヴェン、ブラームスといったドイツの本流を取り上げるようになり、初めは興味本位で聴いていたところ徐々にハマることに。ベートーヴェン、ブラームスに関してはテンポもかなり速めで本流の剛健なイメージとは違うものの、シャイーらしさとオケの音が共鳴し、彼らしいスタイルのベートーヴェン、ブラームスとなりその違和感を感じさせない。自分はあまり全集は聴かないほうだけど、ベートーヴェン、ブラームスに加え、コンセルトヘボウ時代に溯り未聴だった他のマーラーまで聴きこんでしまった。正直最近は、ブラ全はラトルだけ聴いていればいいやと思っていたけど増えた。(笑

Chailly - Mahler
マーラー 交響曲集 Riccard Chailly – Mahler: The Symphonies

ブラームスは24bit/96kHzのハイレゾ音源だったけど、シャイーが契約するDeccaレーベルの録音スタッフは元々優秀なので通常音源でも充分な音質で聴くことができる。おまけにベト全、ブラ全はセッション録音だし。あぁ〜、ラトル盤もこれくらいの録音状態だといいのになぁ… というわけで、現代では イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管、サイモン・ラトル&ベルリン・フィルと共に、自分が愛聴する3巨匠&オケとなっている。フィッシャーが1951年、シャイーが1953年、ラトルが1955年生まれなので3人同世代ということか。

Chailly - Beethoven
ベートーヴェン 交響曲集 Riccardo Chailly / Beethoven: The Symphonies

最近のものならベートーヴェンならヴァントの全集、ブラームスならラトルの全集と共におすすめできるし、マーラーは全集から入ると大変なので薦められたものから聴いたほうがいいけど、それでもいくなら “MTT” ティルソン・トーマスの全集か、懐にも優しいシャイーも悪くない。あっ、懐具合を考えるならシノーポリか。

一度本拠地ゲヴァントハウスまで聴きに行きたいなぁ。シャイーはミラノ・スカラ座の音楽監督に就任することが決まっているのでそちらも楽しみ。ミラノ出身のイタリア人だし、久々にヴェルディのレクイエムでも取り上げて欲しいなぁ。。。