屋根と壁の塗装をするのを機会に、風呂周りも一新しようかと思い立ちユニットバスと洗面台探しの旅に。環境としては2人暮らしの0.75坪/1216サイズで、普段シャワーの週末入浴派。業者からの最初の提案はLixil/リクシルのアライズ。他に標準的なクラスとしてTOTOのサザナ、パナソニックのオフローラ、TOCLAS/トクラスのevery/エブリィの4モデルに絞り比較することに。
■ チェックポイント
そこの業者ではリクシルのアライズの割引率が1番よく、次がパナソニックのオフローラ、そしてTOTOのサザナとトクラスのエブリィが同程度の割引率らしい。まぁ、リクシルとトクラスの違いは10%程度だったけど。このあたりもアタマに入れ、それぞれのショールームに予約を入れる。
自分の中での重要度としては、
・使い勝手
・掃除のしやすさ
・無駄が少ない
あたりかなぁ。シャワー派なので、シャワー中心に使いやすいものを。掃除はサボり気味だけどやはり綺麗に清潔に保ちたい。余計な機能はあるだけ壊れる要素が増えるだけ。
towerのラージを使っている画像はこちら → サザナの小さな拘りをいくつか…
■ TOTO sazana
まずはTOTOでサザナのTタイプをチェック。売りはなんといっても”お掃除ラクラク ほっカラリ床”。クッションが効き足下がいい感じで沈んでしっかりグリップしてくれるのと、冬場のヒヤっとも軽減。ただし、どうしても耐久性とアフターケアが面倒なのではという印象が拭いきれず。クッション系の床がデビューしてから10年も経っていないだろうから、長期利用でどんな問題が起きるのか不安要素もあり。他にオプションの大モノとしては、浴室換気暖房乾燥機の “三乾王” の13万円と人工大理石浴槽の12万円。シャワーが多いのでバスタブはFRPでもよかったけど、掃除のしやすさというのも重要ポイントだったので人大を選択。まぁ12万円といっても割引を考えれば半額程度だけど、浴槽を人大にするとエプロンも人大にしたくなるので、合わせてプラス15万円なり。で、こちらの自分のプランはオプション込の定価ベースで121万円 (税抜)。
※ 追記→ 結局、サザナにしました。。。→ サザナの小さな拘りをいくつか… | システムバス
で、1年経過した時点ではほっカラリ床の耐久性に問題はない。
■ LIXIL アライズ
次はリクシルのアライズ。ちょとと見ただけでサザナよりいまひとつ安っぽさを感じ気に入らず。細部はサザナのほうがデキがいいと感じた。印象としては、多機能で目を惹きたいけど、シンプル好きな自分にはちょっと。オプションで選ばなければいいのかもしれないけど、その辺りの導線も含め設計されているので無駄が多い感あり。ほっカラリ床にそこまで惹かれなかった自分は、リクシルの冷たさが軽減される床素材には興味ありだったけど、そのくらいしか印象になし。見積もりはしてもらったけど忘れました… (^^;
■ Panasonic オフローラ
その後、パナソニックのオフローラをチェック。初めはリフォムスに目がいき盛り上がっていたけど、考えてみると標準の断熱や床暖房もいらないのと、オフローラと割引率に開きがあった。各メーカーとも上位モデルのほうが値引きは渋い。デザインはサザナよりすっきり感があり好き。人大浴槽は標準なので、大モノとしては 12.5万円の “カビシャット暖房換気乾燥機くらい。パナはカウンターをはずしたとしても、水栓は同じものから選べるのが利点。ただし、どこもそうだろうけどカウンターなし仕様は水栓の位置が下がる。デフォルトで床から水栓上部まで30cmちょっとは厳しい。プラン合計は110万円。
■ TOCLAS every
最後はヤマハ系のTOCLAS/トクラス。人造大理石の質感は定評あり。取り敢えず見ておくかと。実はミラーもカウンターもなしのすっきり感を求め、そこでたどり着いたのが “every” シャワータイプ。カウンターなしでも水栓が床から60cm程とそれなりに高い位置にある。この水栓の位置などは体感したかったけど、残念ながら都内近郊では高崎まで行かないとシャワータイプの展示はなし。ただ、バスタブは浴槽内にアームレストありのタイプしか選べず、掃除やゆったり感からふつーなタイプが好み。トクラスのキッチンは人気のようだけど、さてシステムバスは… プラン合計は111万円。
TOTO, LIXIL, Panasonic, TOCLASとショールームを巡り感じたのは、たまたまかもしれないけど、トクラスの担当者だけ商品知識、提案力などがやたらと低かった。TOTOは好印象、パナも次いで好印象、LIXILも悪くなかったけどTOCLASは自分でカタログ見ながらチェックしていたほうがいいくらい。その後モデルを決め動き出した経緯は、この下の関連リンクの下から上に読み進めてもらえばわかるかと…