TOTOのsazanaを選ぶ過程は以前に書いたけど、工事が終わり改めて感じた些細なポイントがあったので簡単にレビュー。主な仕様としては、サザナS、人大浴槽&エプロン、浴室換気暖房乾燥 三乾王、スマートカウンター、アクセントカラーが苦手なので壁は4面ソルホワイトで、プチ高級感が出て結構お気に入り。
水栓の高さとカウンター
初めに浮かんだのはシャワーフックと水栓の位置関係。以前の水栓位置の記事にあるように、立ちシャワー派には水栓が適度に高い位置がいいものの、既存の水道管の引き回しが不明だったのと、製品保証が怪しくなるのもあり、デフォルトの水栓位置が高めのサザナを選んだ経緯があった。が、使ってみると、スマートカウンターとの関係もあり、この高さでもなんとかなりそう。理想はあと5〜10cm程高ければいいけど、オフローラ並の低さだとかなり辛いので無しかな。スマートカウンターはそれほど掃除の邪魔になることもなく、シャンプーなどを置き安定した状態でポンプを押せる。裏面も特に気を遣わなくてもヌメらないし、壁付け水栓が剥き出しで苦手な場合にも見た目的にカバーしてくれる。
シャワーバー or シャワーハンガー
次に、シャワーバーの必要性を感じなかったのでシャワーハンガーに。バーで位置を毎回上下させるのは微妙に面倒な上に掃除の邪魔。横長のワイドミラーを選択している人は、見栄えも悪いのでよく考えたほうがいいと思う。中途半端な位置にしたい時はマグネットでも対応できる。ミラーなしなので位置の柔軟性も高く、ハンガーは水栓の左揃え、さらに上下とも高めに設置してもらった。上のフックにシャワーヘッドをかけると、LEDライトの左側にやや被るけど気にならないし、シャワーを浴びるのにも中心寄りのほうがベター。真ん中ではなく左にずらしたこの位置が、ホースの収まりもよく使いやすい。あっ、ミラーはバスルームを広く見せられたりするけど、利用時に曇ってしまったり、掃除も面倒なのでよくよく考えたほうがいいかと。後で必用ならマグネットで付けるという手もあり。
タオルバーの耐荷重
タオルバーは、標準だと耐荷重が1kg程度と頼りないものの、インテリアバーにしたので結構な重さに耐えられる。位置的にはタオルバーと同じ、高さ1200mm&水栓の壁側から150mmほど手前の位置。ここはもう少し長く取ってもよかったけど、そうなると壁の継ぎ目をまたぐことになるのでやめた。ひとつだけ、タオル掛け用ではないのでタオルがやや滑りやすいけど許容範囲。
浴室リモコンの位置
あと悩んだのは浴室リモコンの位置。洗面所で湯を使うときにガスをオンにすることがあるので、入ってすぐ左位置なら足を踏み入れずに操作できる。何年か前に変えたリンナイのエコキュート給湯器をそのまま使っているけど、浴室入口近くにインテリアバーを付けなければ、あと50mmほど上の位置でもよかったかも。高さを優先してインテリアバーの右側に持ってくることも考えたけど、入浴中に後ろを向いて操作するのが困難なので却下。デフォルトでこちらの面にくるはずだった風呂フタ3点フックは対面となる正面に移動。アクセントパネルをこの面に採用している人は隠れてしまうことになるけど。
サザナで満足
以上、もう少し使い込んでみないと正解だったかどうかはわからないけど、現状では概ねOKだと思っている。山崎実業のtowerのマグネット系のバスルームラック/ラージを買ったら、スマートカウンターとほぼ同じ奥行きでいい感じに。ちなみに洗面台はTOTOのリモデアに。風呂周りは狭いので奥行きが500mm以内じゃないと厳しく選択肢が限られていたけど、そんな中でも良い選択だった。