先日高齢になりつつある母親が、内部がガラス製の1Lポットを落として割ってしまい新たなものを探す。1L程度のもので象印、タイガーなども探し、結局サーモスのステンレスポット THV-1001 に落ち着いた。
卓上ステンレスポット サーモス THV-1001 THERMOS
本人の希望はプッシュ式のエアーポットだけど、象印もタイガーも2.2Lからのラインしかなし。そんな中、オルゴというメーカーのレバー式 ステンレスエアーポット スゴ楽 Aml-18というモデルを見つけ、レビューには高齢者でも軽い力で湯が注げるとあったり楽そうだ。しかし、1.8L。湯の量が多いほど冷めにくいというのはあるけど、消費しきるのに時間を要すればそれだけ冷めることにもなる。加えて、象印、タイガー、サーモスなどに比べ、保温性は若干不安が残る。かなり惹かれたものの、結局は容量的な理由で1L程度のステンレスポットから選ぶことに。
3トップなら使い勝手も信頼性もそう変わらないだろうと、今回はサーモスを選ぶことに。注ぐ時にレバーを押すのが使いにくいかと気にかかったけど、使ってみるとほとんど力を要さず高齢者でも問題なさそう。ただ、栓を閉める時、やや回す力を要するのが気になる。まぁ、保温性を考えるとこの部分が軽く回せてしまうのもまずいし、以前使っていたものはパッキン部分の口径が小さく接触面が少なかったので楽だったんだろうと納得。
まだ少し使っただけだが、内部ガラスのマホー瓶よりは保温性はやや落ちる印象。手を入れている挿絵があったけど、自分のような一般男性のサイズの手はとても入らない。ただ、スポンジを入れれば下まで届くので洗いづらいというわけでもなし。注ぎ口の部分は分解できるようなので、たまに掃除してやればいいだろう。あと、使い始めのパッキン臭で気付かないのかもしれないけど、ステンレス臭がするという書き込みがいくつかあったけど気にするほどではなさそう。それよりは注ぎ口の部分がカバーされていないので、埃がもろに入りそうなのが気になる。(象印のものは埃が入りにくいようカバーされているものが…)
■ モデル | ■ 容量 | ■ 保温効力 10/24時間 | ■ 本体寸法 | ■ 本体重量 |
サーモス THV-1001 | 1L | 66℃/46℃ | 19×12.5×18.5cm | 0.5kg |
象印 SH-HB10 | 1L | 67℃/49℃ | 13×16.5x20cm | 0.7kg |
タイガー PWM-B120 | 1.2L | 67℃/48℃ | 12.7×16.3x20cm | 0.61kg |
サーモス THV-1501 | 1.5L | 72℃/55℃ | 19×12.5x23cm | 0.6kg |
象印 SH-HB15 | 1.5L | 73℃/58℃ | 13×16.5×24.5cm | 0.8kg |
タイガー PWM-B160 | 1.6L | 72℃/54℃ | 12.7×16.3×23.8cm | 0.69kg |
比較するとタイガーだけ容量がやや多め。なので、保温効力はその分数値が上なはずだけど、数値上は象印が僅かにいいようだ。湯を入れた後に注ぎ口のプラ部分が熱をもつので、この手のモデルはそのあたりからの放熱が多いのだろう。各社もうワンサイズ大きなものもあるけど、2L近くになるなら、素直に2.2Lの内部ガラス構造のものを使ったほうがいいように思う。
■ (追記) その後湯気漏れ
その後7ヶ月を越え冬を迎えたところで、注ぎ口から湯気が漏れているのが気になるようになる。パッキンは毎年交換が推奨のようだけど、早めにパッキンを新しくしても湯気漏れは完全には解消せず。室温が低ければ湯気は目立つんだろうけど、問い合わせたところどうやら構造上仕方のない問題との回答。ややがっかり。。。
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