2017年のハイレゾベストはダイアナ・クラールかな

今年も結構買ってしまい怒られてます。ハイレゾ音源が年に100タイトル以上増える中から、2016年暮れからこれまでの1年間に発売されたハイレゾの気に入りを、クラッシック、ジャズ、ロック/ポップ他 に分けてサクっと。

Diana Krall / Turn Up the Quiet 

まずは、ロック/ポップ他。一番のお気に入り、Ed Sheeran の “÷ -Divide-” [44.1/24] も音的には並。44.1kHzのフォーマットでももっとイケると思うのは要求しすぎなんだろうか。George Michael の “Listen Without Prejudice & Unpluged” [44.1/24] も同じフォーマットだけど、これはもう録音がいまひとつなので96kHzとかにしてもそこまで効果がないという判断なのか音圧なさすぎ。同じ年代だと、一昨年に出た Tracy Chapman の “Greatest Hits” はCD音源の割に結構音がよかったのに。で、Radiohead の “OK Computer: OKNOTOK 1997-2017” [96/24]、Green Day の “Greatest Hits: God’s Favorite Band” [88.2/24] も薦めつつ、Tom Waits のリマスターが6タイトル増えた中から、”Alice” [96/24] より思い入れの強い “Mule Variations” [96/24] 推しで。

Anouar Brahem - Blue Maqams 

次にジャズ。Bill Evans の “Another Time” [DSD128] は安価で売れたけど、ミックスのバランスはともかく音自体は昨年の “Some Other Time” [DSD128] のほうがよかった。スタジオライヴなせいか、ジャズクラブのような熱気も伝わってこない。で、ECMの Anouar Brahem の “Blue Maqams” [96/24]。脇を固める Dave Holland、Jack DeJohnette、Django Bates が主張しすぎないものの存在感がじわじわ。前2作はそれほどハマらなかったけどこれはいい! が、ここは音がダントツでよかった、Diana Krall の “Turn Up the Quiet” [DSD128]。購入済の 192/24 のファイルで音的にはかなり満足していたけど、先日 DSD64 を見つけどうしても聴きたくなり… で、4GB近くあったので50分足らずでその容量はないだろう! と落としてみたら、実は DSD128 というオチ。出だしのウッドベースから、ピアノ、ギター、そしてもちろんヴォーカルまで、優美な音で大満足。自分の500タイトル超えのハイレゾコレクションの中でも音はトップクラス。

最後にクラッシック。せっかくなのでDSDから挙げたかったけど、今年発売の中では特筆すべきものに巡り合わなかった。で、最近のお気に入り、Andris Nelsons とボストンの “Brahms the Symphonies / ブラームス交響曲全集” [96/24]、さらにゲヴァントハウスとの “Bruckner: Symphony No.3 / ブルックナー:交響曲第3番” [96/24] も聴き込んだけど、ここは Riccardo Muti とシカゴの “Bruckner: Symphony No.9 / ブルックナー:交響曲第9番” [96/24] で。ブルックナーの9番はハイレゾでは Giulini とウィーンではなく同じシカゴのものがお気に入りだったけど、より新しい録音ということでこちらのほうが愛聴音源になった。

以上、ここ1年くらいに発売されたハイレゾ音源のジャンル別お薦めでした。