Red, Brown, and Black (1958) / Mark Rothko | ロスコ


仕事でNew Yorkに移った当初、Californiaとのあまりの違いと厳しさに少し自信を失いかけていた。そんな時にMoMAの3階で出会ったロスコの絵画。運命的な出会いだったかもしれない。

Mark Rothko - Red, Brown, and Black
Red, Brown, and Black (1958) /Mark Rothko (1903-1970)
Oil on canvas : 2708 x 2978 mm
Mrs. Simon Guggenheim Fund

何かにぶつかる度に、MoMAに足を運びこの絵を眺めていた。観る人によっては ただのグラデーション? と思われそうなこの作品が大好きだった。実物はかなり大きなキャンバスで、ちょうどこの絵の前に何人か座れるような長方形のイスがあったので、そこに座り2時間以上過ごしたこともあった。おかげで、30分間隔で移動するMoMAのセキュリティーの人たちに顔を憶えられた。(笑 マーク・ロスコの中後期の作品。NYを離れる時に一番寂しかったのがこの絵と離れること。そして、何年も観に行ってなかったけど、その後再会 !!

ロスコのコレクションは、テートモダンナショナル・ギャラリー (ワシントン)、そして日本の川村記念美術館が有名。さらにヒューストンには聖地であり巨大な壁画が飾られているロスコ・チャペルがある。

たくさんのパワーをもらったロスコの絵。この先どんなアートに触れても、これ以上思い入れが深い作品には出会うことはないだろう。また何かにつまずくような時があれば、あの絵の前に座りたい。

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